
観に行ってみたいけど、チケットってどこでゲットできるの??
初めて大相撲を観戦しようと考えている方にとって、チケットの購入方法や観戦のポイントが分からず戸惑うこともあるでしょう。本記事では、大相撲観戦初心者の方に向けて、チケット購入の流れやそれぞれの座席の特徴もご紹介します。
事前準備
チケットを購入する前に観戦したい場所とゲットしたい席を把握しましょう
本場所の開催時期
大相撲の本場所は年に6回、奇数月に開催されます。それぞれの開催地で15日間連続して行われるので、まずは、観戦したい場所と日程を決めましょう。
開催月 | 場所 |
---|---|
1月 | 東京(国技館) |
3月 | 大阪(エディオンアリーナ大阪) |
5月 | 東京(国技館) |
7月 | 名古屋(愛知国際アリーナ) |
9月 | 東京(国技館) |
11月 | 福岡(福岡国際センター) |
主な座席の特徴
大相撲の場所ごとに座席の種類は違いますが、大きく3つに区分されます。予算や観戦スタイルに合わせて選びましょう。
タマリ席(1人:20,000円)


タマリ席は、土俵から一番近い席です。通称「砂かぶり」と呼ばれ、1人ずつ靴を脱いで座布団に座って土俵周りで観戦するお席です。よく著名人の方も座られてますよね。
- 土俵のすぐ近くにある特等席で、最も臨場感があります
- タマリ席のみ、カメラ等での撮影・携帯電話等の使用、お座席での飲食、座椅子の利用は禁止されてます。
- 力士が落下してくる危険性がある席のため、16歳以上が対象です。



一度は座ってみたいですが、タマリ席は全然取れません。。
マス席(1人あたり:8,500円~60,000円)


マス席は、1Fにあり、1マスは1.3m四方に鉄パイプで囲んだ中に4枚の座布団を敷いたお座席です。
両国国技館では1列目~4列目までを「マスS席」、それ以外を「マスA席」「マスB席」「マスC席」として販売されて、1人マスから6人マスまであります。 マス席の料金は1マスごとになりますので、4人マス購入の場合は4人分の料金がチケット価格となり1席単位のバラ売りはありません。ですので、2人で4人マスを利用する場合は、4人分払うので一番高額になる可能性があります。
- 土俵のすぐ近くにあり、飲食をしながら観戦できます。
- 靴を脱いで足を崩せるので、自宅で観戦しているように楽です。
- マス自体は狭いので、4人マスを4人で座るとかなり狭いです。



大人ですと、4人マスを3人で利用するのがちょうどいいと思います。
椅子席(1人:2,500円~9,500円)


2階にあるお席となり、マス席と同様に1列目~3列目までを「S席」、それ以外を「A席」「B席」「C席」「D席」として販売されてます。席ごとにミニテーブルがついており、食事などもできます。
- 座り心地の良い椅子が用意されており、観戦初心者や高齢者におすすめです。
- イスS席が、マスB~C席と同様の距離となり見やすいですが、後ろの方は見にくいです。



1人~2人で行くならイスS席がおすすめ!
チケットの販売スケジュールと購入方法
大相撲のチケット発売スケジュールは、一般販売の前に段階を踏んで発売されてます。
販売スケジュール
目安としては、一般販売が場所開幕前の1か月前、チケット大相撲サイト先行抽選は1.5か月前、ファンクラブ先行抽選が2か月前に発売されます。
また、来年の本場所の日程まで決まっており、最速の先行抽選はだいたい2か月前なので前場所開催付近ということが分かるので心構えしやすいですね。
大相撲公式ファンクラブについて
大相撲公式ファンクラブは、日本相撲協会が運営する大相撲のファンクラブです。ファンクラブ会員には、本場所のチケット先行抽選販売やVIPイベントへの参加権など、さまざまな特典が用意されています
コース | 特典 | 会費 |
幕内 | ・チケット先行抽選二次申込 | 月額550円 |
小結 | ・チケット先行抽選二次申込 ・ファンクラブ会員証 ・オリジナルデニムトート | 年会費6,600円(月あたり550円) |
関脇 | ・チケット先行抽選一次申込 ・選べる入会記念品 ・ファンクラブ会員証 ・ファンクラブサイト名前掲出 ・限定イベントに抽選ご招待 ・年賀状 ・番付表郵送サービス ・オリジナルデニムトート | 年会費33,000円(月あたり2,750円) |
関脇コースの上に、年間110,000円の大関コースと年間330,000円の横綱コースがありますが、どちらも人数制限があり、現在は募集しておりません。
※外部サイトに遷移します。



管理人は関脇コースに入ってます!
購入方法
購入方法は何種類かありますが、販売スケジュールに合わせてご紹介しますのでご自身にあったご購入方法を選んでください。
大相撲公式ファンクラブ・一次先行抽選
タマリ席/2人マス席/4人マス席/イス席に最速で申し込めるタイミングですが、申し込めるのは関脇コース以上となります。場所にもよりますが、タマリ席とマスS席は一次先行抽選のみとなるので、応募するには年間33,000円を事前に支払わないといけません。応募している感覚としては、土日のイスS席などの一次でほぼ売り切れている気もしてます。
大相撲公式ファンクラブ・二次先行抽選
こちらは、ファンクラブのどのコースでもお申し込みができるので、初心者の方はまず幕内コースに入り様子を見ることをオススメします。平日であれば、どの席でもまだ取りやすいイメージです。
チケット大相撲WEB・先行抽選
チケット大相撲に事前に登録しておけば、だれでも抽選応募できます。席を意識しなければ土日でもまだ取れる可能性が高いです。
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チケットぴあWEB・先行抽選
この時期くらいより、1人マス席や3人マス席などが解禁されます。なので、ファンクラブに入っている人でも応募している人は多いと思います。こちらもチケットぴあに事前に登録しておけば、だれでも抽選応募できます。
※外部サイトに遷移します。
一般発売
これより、チケット大相撲、チケットぴあWEBに加えて、セブン-イレブン店頭、電話予約受付で販売されるようになり、オンラインが苦手な人でも電話で購入できることがあります。しかし、抽選時に売り切れることが最近は多いので、できる限り先行抽選でチャレンジするのが吉です。
リセール購入
売り切れになったとしてもチケット大相撲サイトではリセール販売をしてます。こちらは、チケットを入手した人がいけなくなった場合にリセールを手数料は取られますがほぼ元値で販売できる仕組みです。ただ、こちらは、いつ販売されるか日々チェックが必要です。



リセールを申し込んだら、10分で売り切れたことがありました!
チケット購入時の注意点
現在、公式サイト以外でも高額転売をされている方がいますが、偽チケットを販売し当日は入れないケースもありますので、信頼できる公式ルートで購入しましょう。
まとめ
大相撲観戦は、日本文化を深く知る絶好の機会です。初めての観戦でも、今回のガイドを参考にすればスムーズにチケットの準備が進むはずです。ぜひ生の迫力を体感してください!